メールマガジン「ベトナム株情報」　
VOL.90
2010.8.17

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お知らせ

　ただ今「2010 年版　ベトナム株企業情報」好評発売中！

読者の皆様の声を受け、今年も『ベトナム株企業情報』が出ました。
今回は時価総額や市場占有率、流動性、事業・投資計画の有望性、
話題性・ニュース性、財務内容良好企業などを考慮、
ベトナム株式市場全526銘柄から350社を厳選して紹介しています。

前作の2009年版同様、本作も、日々ベトナムをウォッチしている
ベトナム在住の著者がベトナムで執筆。
投資判断に必要な情報(資本金や時価総額などの基本情報、企業概要、
株価チャート、財務データ、各種財務指数など)をすべて網羅した、
唯一のベトナム株四季報です。

個別銘柄情報だけでなく、ベトナム株式市場について
「ベトナムマクロ経済状況」「注目10業種」についても解説。
2010年版には新しく「系列企業」の解説も加えました。

ベトナム株投資は、今では、遠い国の知らない企業に投資することではありません。
本書を読めば、そのことがよくわかると思います。
次第に、「ベトナム株が熱い」という抽象的イメージは払拭され、
ベトナム株個別銘柄の具体的な投資対象も見えてくると思います。

取扱いの日本の証券会社の数も増えてきて、
より容易に取引が出来るようになったベトナム株。
『ベトナム株企業情報』を参考に、ベトナム株投資を検討してみてはいかがでしょうか。

詳しくはこちらをご覧ください！
http://www.viet-kabu.com/register_book/20100628/html/register_book.php

＊特典の受付は終了いたしました。

ベトナム株企業情報 2010年版
～厳選350銘柄詳細レポート～
著者：ベト株ドットコム
監修：戸松信博
価格：2,800円＋税

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◆VNダイレクト証券は2010年3月30日、ハノイ証券取引所に上場いたしました！

VN ダイレクト証券はおかけ様で2010年3月30日、ハノイ証券取引所（HNX）に上場いたしました。
◎ 銘柄コード：VND

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いつも「ベトナム株情報」をご利用いただき、誠にありがとうございます。
「ベトナム株情報」では会員登録をされた皆様全員へ、過去に有料ページで紹介
した記事をピックアップして毎週火曜日にメールマガジンを配信しております。
また、メールマガジンだけに掲載する＜特別コンテンツ＞もお楽しみいただけます。

CONTENTS

01. 越企業10社、アジア小売業者ランキングにランクイン
02. 週間☆アクセス数上位ランキング！
      （8月9日～8月15日）
       ベト株特集
03. 噂のうわさ話
     VST (ベトナム海運商船)
04. サイゴン・街角風景
     近所の子どもたち

01. 越企業10社、アジア小売業者ランキングにランクイン

　シンガポールの雑誌「リテールアジア」が発表したアジア太平洋
小売業者トップ500ランキングの結果によると、ベトナム企業は10社がランクインした。

同調査は、オーストラリア、中国、香港、インド、インドネシア、
日本、マレーシア、ニュージーランド、フィリピン、シンガポール、
韓国、台湾、タイ、ベトナムの14ヶ国・地域の小売企業を対象に、
売上高、成長率、売り場面積及び店舗数に基づいて毎年行われ、
その結果を小売業者トップ500ランキングとして公表している。

ランクインした10社の順番は、サイゴンコープマート(Saigon Coopmart)、
サイゴンジュエリー株式会社(Cong ty Vang Bac Da quy Sai Gon、SJC)、
フーニュアンジュエリー株式会社(Cong ty co phan vang bac da quy
Phu Nhuan-PNJ)、グエンキム家電センター、モバイルワールド、
ビッグCスーパーシステム、パークソンシステム、ベストケアリングス、
G7マート、ダイアモンドプラザの順であった。

02. 週間☆アクセス数上位ランキング！
（8月9日～8月15日）

このコーナーでは、前週のベトナム株情報（www.viet-kabu.com）のアクセス数の
多かった記事を紹介いたします。

1 位 ・ベト株特集・
ベトナム証券市場、10個の問題点
[2010/08/09 20:09 JST更新]
http://www.viet-kabu.com/news/vietselect/100809061655.html

　以下はベトナム証券市場における代表的な10個の問題に
ついて、ダイズオン(オーシャンバンク)商業株式銀行(Ngan hang
Thuong mai co phan Dai Duong-Ocean Bank)のグエン・ホン・ハイ
前副頭取へのインタビューである。

1)　市場監視機能の不備

現在、投資家、証券会社の一部が空売りを実施し、T+3に関する
規定に違反するといった取引行為が公表されているが、国家証券
委員会は、証券会社の活動を監視する手段、取締まる人材の不足
という点で制度に不備があることは否めない。

2)　証券市場監督機関の権限不足

国家証券委員会は証券市場を直接に監査・監督する機関であるが、
問題が発生すると、財務省の判断が求められることになり、市場の
素早い変動に対して対策が後手に回ってしまうことが多い。

3)　銀行の証券投資向け融資

銀行システムは本来、社会資本の整備や、企業の設備投資に対して
不足する資本を提供する機関である。しかし、2006年～2007年に、
証券市場が大幅に上昇していた場面で、多くの銀行は本来の
役割から逸脱し、巨額の資金を証券市場に放出し、証券投資
向けの貸付を強化した。

4)　国営総公社、グループによる証券投資

国営総公社・グループは、基幹産業を育成する目的の下、政府
によって巨額の資金を供給されている。しかし、これら企業は
調達資金の一部を本来の目的とは関係のない証券投資に
流用したため、巨額のマネーが証券市場に流れ込むこととなった。

5)　外資の国内証券市場参入

ベトナムは2007年、世界貿易機関(WTO)に正式に加盟した。
これにより、海外からの送金及び外国間接投資(FII)の総額は急増し・・・・

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2 位 ・ベト株特集・
絶好の資金投入のタイミングはまだ到来していない
[2010/08/12 13:31 JST更新]
http://www.viet-kabu.com/news/vietselect/100811041345.html

　年初から現在まで中国株式市場は30％、米、欧株式市場は
それぞれ10%、15％下落した。それに対して、VNインデックスは
最近まで500レベル前後を巡って変動していた。

しかし、ここ数営業日に亘りVNインデックスは下落し始めている。
ただ今回の下落に関しては相場がやっと実態を反映するように
なっただけだと冷静に受け止める声が多い。

ビナミルク[銘柄コード：VNM]、バオベトグループ[銘柄コード：BVH]、
ビンコム[銘柄コード：VIC]、マサングループ[銘柄コード：MSN]など、
時価総額が大きくVNインデックスへの影響が大きい大型優良株が
長期間に亘り横ばいでの推移となったことが、VNインデックスの
下落率を著しく緩和させてきた。

サイゴンハノイファンド運用会社（SHF）によると・・・・

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3 位・ベト株特集・
ベトナム株式市場、第4四半期に回復する見通し
[2010/08/13 11:14 JST更新]
http://www.viet-kabu.com/news/vietselect/100811070041.html

　ペトロベトナム証券[銘柄コード：PSI]は8月10日に「マクロ経済
状況と世界株式市場が及ぼすベトナム株式市場への影響」と
題されたシンポジアムを開催した。同シンポジアムに参加した
のは日興コーディアルグループや三井住友銀行、大和証券、
中央経済管理研究院などの幹部である。

09年下半期と10年上半期の貿易赤字の拡大や高インフレ再燃
への懸念の拡大により通貨ドンを2回にわたり（09年11月と10年
2月に）切り下げられ、預金金利・貸付金利を引き上げられた。
また、財政緩和政策を導入したことにより09年の国内総生産（GDP）
比財政赤字率が9％にも上ったと大和証券のPrasenjit K.Basu
チーフエコノミストは述べた。

10年になって金利支援策（支援幅：年利4％）を中止したのは
合理的な決定であるが・・・・

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03. 噂のうわさ話

※くれぐれもお取り扱いにご注意ください！！
現地投資家は何を考え、何に基づいて投資をするのか？いろいろと推察しながら、
しかし、あくまでも「噂として」お楽しみください。

※こちらの記事はグローバルリンクアドバイザーズ株式会社が、毎週有料会員向
けに配信しているメールマガジン「ベトナム株通信」の過去記事をご提供いただい
たものから「ベトナム株情報」が独自に選んだ、おもしろい噂を組み合わせて掲載
しています。

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ベトナム現地投資家のうわさ話・VST (ベトナム海運商船) の巻！
(2010年8月11日発行ベトナム株通信第1134号)
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■VST (ベトナム海運商船) ■→

.2009年に為替差損580億ドン（約2億5800万円）を計上したのに対し、
為替差益590億ドン（約26億6200万円）を計上した。船舶購入代金、
石油関連製品代金、船員給料代金などの大部分の費用と売上高はド
ル建てであるため、為替差損と為替差益はほぼ均衡する状態にある。
第2四半期の為替差損が380億ドン（約1億6900万円）にも上ったのに
対し、為替差益は僅か180億ドン（約8000万円）ととても低い水準に留
まったところを見れば、同社は為替差益の一部を時期に繰り越そうとし
ていると推測できるだろう。

04.サイゴン・街角風景

毎週、ベトナムのほのぼの写真をお届けいたします。
今週は「近所の子どもたち」です。

「甘ったれ小僧だなあ」とついこの間まで思っていた子どもが
年下の子ども達と仲良く遊んでいます。

夕飯前のひと時、いつも5時頃になると子ども達の
にぎやかな笑い声が近所に響きます。

サッカーだったり、ビー玉だったりラジコンだったり、はたまた
チャンバラだったり色々です。
どうやってその日の遊びを決めているのか分かりませんが、
とにかくみんな仲良しで、喧嘩しているのを見たことがありません。

気質が穏やかなのか、細かいことをあまり気にしないのか。
大きい子どもが小さい子どもを上手に面倒をみているのか
小さいの子どもも年上にはいっぱしに気を使っているのかもしれません。

そこへ高校生がやって来て、一緒に遊んだり、
工場勤務の若いお兄ちゃんたちも、休憩中に
路上の子どもをからかったり子ども達もちょっかい出したり。

この路地ではおせっかいなおばあちゃん達が
朝からいつも井戸端会議をしているし、
近所の目がきちんと行き届いていて育てやすい場所。

子ども達の遊んでいる声が聞こえるというのは本当にいいものです。

ところで、子ども達、大きな門の前に大きな顔をして座り込んでいますが
この家に人たちもそういうことには頓着しません。

市井のなんと言うことのない日常風景ですが、
こういうところもベトナムの魅力のひとつなのかなあと思います。

（photo by babatman）

今回は、ここまでです。

最後まで、お読みいただきましてありがとうございます。
今後とも、「ベトナム株情報」をよろしくお願いいたします。

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